ヴァレンタインに産まれて。
2010年 02月 15日
こんにちは麻理です♪
さーちゃん、ゆり、素敵なメッセージありがとう!!
そして個人的にメールくれた大切な友人、そして父と母にも、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。
私ゃ~幸せもんだよ!ほんとうにありがとう!!!
今年も素敵に年を重ねられますように、そして友人や家族、私の周りの方々も幸せでありますように、心よりお祈りしております!!
さて2月14日誕生日当日、私は特にチョコレートをあげる機会にも見舞われず、二期会の『フランス歌曲研究会』を受講してまいりました。
テーマは「シュールだね~」でたまに聞く、『シュールレアリズム』について。
といってもフランス歌曲から読み取るシュールレアリズムなので、焦点はおのずと詩人にあたります。
そこで講師の先生が取り上げたのは、エリュアールの『愛・詩』(L'Amour la Poésie)(1929)。
”ガラ”というロシア人の恋人へ送った詩集。(その後彼女と結婚する。)
その一編を書きとめてみます。
大地は青い1個のオレンジだ
ただ1つの過ちもない、虚言もない
ここでは君らはもう歌を持たぬ
狂気と愛が触れあい確かめあう接吻を縁どる
ほら 彼女の盟約の口
すべての秘密と すべての微笑、
この寛大な衣装のもとでは
彼女の全裸を疑うばかりだ
雀蜂たちが緑の花をひらく
夜明けが頸の周りに
窓の首飾りをつける
翼は葉を覆う
そしておまえがもつ 太陽の悦びの
すべて、地上のすべての日差し
それはお前の芳醇さをもつ路々の上に降りそそぐ。
さて、これは何をうたった詩でしょう。
シュールレアリズムはこれまでの常識を打ち破るところから始まり、表現方法としては「考え抜く」というスタイルではなく、「瞬時の思いつき」を表現するものらしいのですが、詩の場合、言葉の裏に隠れた第2の意味が大切になってくるそうです。
例えば「大地」は“女性”を示し、「蒼い」は“処女性”、「オレンジ」は“裸体”、「雀蜂」は女性の“華奢な腰”を意味しているとしたら、詩の意味が読み取れるそうです。
そんな風に思考を変えてみると、「緑の花」、「窓の首飾り」、「翼は葉を覆い」、「芳醇さを持つ路々の上に降りそそぐ」の意味が読み取れてきますね。
確かに思いつき、ひらめきがないと、意味のわからない詩ということになってしまいます。
でもいったん意味が分かれば、どんな愛の詩なのかが明確になてきます。
ということで『フランス歌曲を聴きに行こうVol.2』の際にもお話したエロスが、フランス文学、フランス詩とは切っても切れない存在となってくるわけですね。
さてそんな大人な講義を受けた後、誕生日ということでユリがディナーに誘ってくれました(笑)。
(さもなくば一人でお家に帰って“ひきずりそーめん”食べるところだった!!)
フランスの芳醇な香りに浸った私たちは、この雰囲気を壊さないようにとフランス料理を食べに行くことにしました♪
日本のフランス人街、飯田橋にあるブルゴーニュ料理のビストロ『Maison de la Bourgogne』。
ここはフランスか?と思わせるような雰囲気満載です。
そして料理もとっても美味しい!!お値段も『本日のメニュー』をたのめばお手頃価格。
~本日のメニュー~
まずは紫カブと小エビのサラダ
ブフ・ブルギニオン(ブルゴーニュの郷土料理で牛肉の赤ワイン煮込み)
バースデー・チョコレート・ケーキ
実はこのチョコレートケーキは、オーナーさんがサプライズでごちそうしてくれたもの!!
久しぶりにフランス語を話そうと思い、フランス人のオーナーさんと楽しく話をしていたら、ユリが「今日は彼女の誕生日なんです♪」と言ってくれました。
特に特別なサービスを望んでいたわけでもないのですが・・・、その数分後、こんなに素敵なケーキを持ってきてくれたんです。
ハッピーサプライズ!でした!ありがとう!!オーナーさん!(名前を聞きそびれてしまった!)
皆様のおかげ様で、一人寂しくひきずりそうめんをすすりながら故郷に思いをはせるところでしたが、思いがけずこんなに素敵な誕生日になりました!!
今年も素敵な年になりそうです♪
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
麻理でした。
~・~・~・~・~クルト・パイユ オフィシャル ホームページ~・~・~・~・~
さーちゃん、ゆり、素敵なメッセージありがとう!!
そして個人的にメールくれた大切な友人、そして父と母にも、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。
私ゃ~幸せもんだよ!ほんとうにありがとう!!!
今年も素敵に年を重ねられますように、そして友人や家族、私の周りの方々も幸せでありますように、心よりお祈りしております!!
さて2月14日誕生日当日、私は特にチョコレートをあげる機会にも見舞われず、二期会の『フランス歌曲研究会』を受講してまいりました。
テーマは「シュールだね~」でたまに聞く、『シュールレアリズム』について。
といってもフランス歌曲から読み取るシュールレアリズムなので、焦点はおのずと詩人にあたります。
そこで講師の先生が取り上げたのは、エリュアールの『愛・詩』(L'Amour la Poésie)(1929)。
”ガラ”というロシア人の恋人へ送った詩集。(その後彼女と結婚する。)
その一編を書きとめてみます。
大地は青い1個のオレンジだ
ただ1つの過ちもない、虚言もない
ここでは君らはもう歌を持たぬ
狂気と愛が触れあい確かめあう接吻を縁どる
ほら 彼女の盟約の口
すべての秘密と すべての微笑、
この寛大な衣装のもとでは
彼女の全裸を疑うばかりだ
雀蜂たちが緑の花をひらく
夜明けが頸の周りに
窓の首飾りをつける
翼は葉を覆う
そしておまえがもつ 太陽の悦びの
すべて、地上のすべての日差し
それはお前の芳醇さをもつ路々の上に降りそそぐ。
さて、これは何をうたった詩でしょう。
シュールレアリズムはこれまでの常識を打ち破るところから始まり、表現方法としては「考え抜く」というスタイルではなく、「瞬時の思いつき」を表現するものらしいのですが、詩の場合、言葉の裏に隠れた第2の意味が大切になってくるそうです。
例えば「大地」は“女性”を示し、「蒼い」は“処女性”、「オレンジ」は“裸体”、「雀蜂」は女性の“華奢な腰”を意味しているとしたら、詩の意味が読み取れるそうです。
そんな風に思考を変えてみると、「緑の花」、「窓の首飾り」、「翼は葉を覆い」、「芳醇さを持つ路々の上に降りそそぐ」の意味が読み取れてきますね。
確かに思いつき、ひらめきがないと、意味のわからない詩ということになってしまいます。
でもいったん意味が分かれば、どんな愛の詩なのかが明確になてきます。
ということで『フランス歌曲を聴きに行こうVol.2』の際にもお話したエロスが、フランス文学、フランス詩とは切っても切れない存在となってくるわけですね。
さてそんな大人な講義を受けた後、誕生日ということでユリがディナーに誘ってくれました(笑)。
(さもなくば一人でお家に帰って“ひきずりそーめん”食べるところだった!!)
フランスの芳醇な香りに浸った私たちは、この雰囲気を壊さないようにとフランス料理を食べに行くことにしました♪
日本のフランス人街、飯田橋にあるブルゴーニュ料理のビストロ『Maison de la Bourgogne』。
ここはフランスか?と思わせるような雰囲気満載です。
そして料理もとっても美味しい!!お値段も『本日のメニュー』をたのめばお手頃価格。
~本日のメニュー~
まずは紫カブと小エビのサラダ
ブフ・ブルギニオン(ブルゴーニュの郷土料理で牛肉の赤ワイン煮込み)
バースデー・チョコレート・ケーキ
実はこのチョコレートケーキは、オーナーさんがサプライズでごちそうしてくれたもの!!
久しぶりにフランス語を話そうと思い、フランス人のオーナーさんと楽しく話をしていたら、ユリが「今日は彼女の誕生日なんです♪」と言ってくれました。
特に特別なサービスを望んでいたわけでもないのですが・・・、その数分後、こんなに素敵なケーキを持ってきてくれたんです。
ハッピーサプライズ!でした!ありがとう!!オーナーさん!(名前を聞きそびれてしまった!)
皆様のおかげ様で、一人寂しくひきずりそうめんをすすりながら故郷に思いをはせるところでしたが、思いがけずこんなに素敵な誕生日になりました!!
今年も素敵な年になりそうです♪
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
麻理でした。
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by courtepaille | 2010-02-15 19:06 | クルト・パイユ