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笹川財団 レクチャー・コンサート

先月クルト・パイユは日本財団ビルのロビーで、笹川日仏財団主催のレクチャーコンサートに出演して参りました。

こちらのレクチャー・コンサートは、指揮者の中田昌樹さんがナビゲーターとなり、日本ではまだまだ身近ではないフランス・オペラを紹介し、様々な作曲家の音楽を解きあかすと同時に教科書に載っていないプライベートなお話まで聞けちゃう超お得なコンサート♪
その上無料なんです!

さて今回私たちが演奏した演目は、クルト・パイユの18番、ラヴェル作曲オペラ『子供と魔法』でした。
2005年にパルテノン多摩で自主公演をしたのが初めての公演でしたが、その後サントリ・ホール「二期会ウイーク」ではCG演出の公演をし、今年の秋にもパルテノン多摩主催公演が控えているという、私たちも大好きな演目です。

フランス音楽は言葉が出来ないと音楽にならないとよく言われます。
これはオーケストラの曲にも言われますが、まして歌の曲は言葉を無視して表現することはあり得ません!
フランス音楽と言葉との結びつきは、それほど密接な関係なのです。

ということでフランス留学で培ったフランス語力を発揮し、演奏できたかな~~~。

トーク中
笹川財団 レクチャー・コンサート_c0182125_13342269.jpg


このオペラの中には「早川雪洲」や「ハラキリ」という日本語が出てきますが、ラヴェルとこれらの言葉との関係などの解説があったり、オーケストラ曲のラ・ヴァルツのような独特なワルツがこのオペラの中に盛り込まれていることや、ラヴェル流コラールの手法など、レクチャーは尽きることがありません!
ラヴェルは5年かかってこの作品を完成させただけあって、改めてすばらしい作品だということを再認識させられました。

研究に終わりはありませんね・・・。

終演後はフランス・ストラスブール歌劇場でコレぺティとして活躍したピアニストの江澤隆行さんと記念撮影。
笹川財団 レクチャー・コンサート_c0182125_13343097.jpg


レクチャー・コンサートでは演出がありませんでしたから、ご興味をもたれた方は9月4日(日曜日)にパルテノン多摩で行われますオペラ『子供と魔法』を要チェックしてくださいね!
ちなみにパルテノン多摩公演は日本語で演奏いたします。
しかもこの訳詞は私たちクルト・パイユが行いました♪

席数に限りがございます。
チケットのご用命はお早めにこちらまで♪

チケットパルテノン
042-376-8181
http://parthenon.or.jp/


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# by courtepaille | 2011-07-14 13:43 | クルト・パイユ  

プライベートなブログ出来ました♪

皆様、お暑うございます。
とうとう夏本番!熱中症にかからずに乗り気ましょうね!

さてクルト・パイユから大切なお知らせです。

クルト・パイユも今年の秋で8年目に突入いたします。
これまでご愛顧頂いたブログをより読みやすく、これまでの公式ブログに加え、個人ブログを開設いたしました。
公式ブログではクルト・パイユの活動を中心に、そして個人ブログではよりプライベートな活動や日々の出来事を大放出いたします!

アクセスは次の通り。
どうぞお楽しみくださいませ~♪

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# by courtepaille | 2011-07-11 14:15 | クルト・パイユ  

クルト・パイユが今宵

こんにちは、ユリです。おあつーございます。

今宵クルト・パイユが溜池山王に集まります(笑)。
クルト・パイユが今宵_c0182125_221343.jpg


笹川日仏財団
【フランスオペラへの誘い:レクチャーコンサート】
ファンタジー・リリックの傑作!
ラヴェル《子供と魔法》


今晩(6月30日)18:45~20:00 日本財団ビル バウ・ルーム

今宵は大盤振る舞い、入場無料でございます。

お楽しみに~。


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# by courtepaille | 2011-06-30 14:32 | コンサート・オペラ  

オペラ『ヘンゼルとグレーテル』

そういうわけで、いつの間にか新年を迎えております、ユリです。

今年のクルト・パイユは年明けから賑やかしにパルテノン多摩に行ってまいりました!1月8日に多摩地域のお母様&子供さんたちとの夢のコラボレーションオペラ「ヘンゼルとグレーテル」公演があったからなのですー!!
オペラ『ヘンゼルとグレーテル』_c0182125_23424561.jpg

それは去年の9月のことです。オペラのコーラスに参加してくださる総勢70名の皆様(内訳は子供さん50名、お母様20名)と初めてお会いしたのは!大変積極的な明るいパワーを感じたのは忘れられません。それからというもの私たちは皆様ととても打ち解けて楽しい時間を過ごさせて頂いておりました。

当初、私たちがパルテノンさんに募集をお願いしたコーラスの人数は30名でした。それが70名も集まって下さったのでした。逆に戸惑った私に担当の方は「稽古が厳しかったり疲れてしまったりできっと最終的には半分位に減ってしまうから、まずはこの人数にしておいたほうがいい」とおっしゃいました。そりゃそうだよな、と内心思いましたが、反面闘志も湧いてきました。「いいえ、一人だってリタイアさせません!」と(笑)。

歌自体が初心者だという方々がほとんどの中で、私たちが一番大切にしたいと願ったのは、歌や演技のうまさよりも、親子のコミュニケーション、地域の仲間とのコミュニケーション、そして劇場と地域とのコミュニケーションでした。その中で年代を超えて皆で成長すること、新しいものに挑戦する小さな勇気を持つこと、それらを共感したいと思いました。私が小さい頃、よく子供会の催しがありました。親だけでなく、近所のおじちゃん、おばちゃん、そして地域に育てられたような気がします。それを今回はオペラという未知の媒体を通して皆で育みたいと思いました。

オペラ『ヘンゼルとグレーテル』_c0182125_2351672.jpg
稽古風景を記録したドキュメンタリーCMが流れていたらしい。見たかった!

私が感じるところ、それは予想を超える成果だったのではないかと思います。こういうものに成果をたったの半年で求めるのは間違っているのかもしれません。でも私自身この半年、皆様に会うのが本当に楽しみだったし、さらに言えば、オペラ当日を迎え、今日で終わってしまうことにむしろ寂しさを感じたほどでした。コーラスの皆様の中にもコミュニティーが生まれ、私たちにも記念写真を下さったり、寄せ書きノートをこっそりと作成し下さったりと、大変思い出深い交流が持てたような気がしました。「ザ・信頼できる場所作り」、これからも続けていければいいなと思っています。

クルト・パイユはといいますと、昨年のサントリーホール「子供と魔法」の時のメンバー(バリトンの栗原さん、CGのあさいさん、照明のちはるさん)に加え、我等のピアニスト岩撫さん、私の附属の時からの同級生で今はピアノデュオをしている牧&麻衣子のコーラスまとめ係、ヘングレでの共演はもう3回目を迎えたマエストロ天野さん、何でもお助け屋さんの牧菜さんによる譜めくり、そして司会とナレーションをしてくださった福地さんのおかげで安心して本番を迎えました。もちろんホールの方たちのご尽力は言い尽くしえません。皆様本当にありがとうございました。
オペラ『ヘンゼルとグレーテル』_c0182125_2342896.jpg

あ~ぁ、楽しかったのに終わっちゃった!←これが正直な感想です。

そしていつもいつもクルト・パイユを支えてくださる皆様、-会場にいらして下さったお客様や、来れなくても我々の活動を応援してくださる全ての方-に感謝申し上げます。

そして70名のスーパー合唱団の皆様、楽しい思い出をありがとうございました!また会えますように!
オペラ『ヘンゼルとグレーテル』_c0182125_23474570.jpg

クルト・パイユ一同お礼を申し上げます。
ありがとうございましたー!!!
(野球部の試合後みたいな感じで)


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# by courtepaille | 2011-01-26 23:49 | コンサート・オペラ  

オッフェンバック・ナイトと思いきや

こんばんは、ユリです。
今日はもう肌寒いくらいの一日でした。大気はすっかり秋の粧い。久々に雨の匂いを嗅いでいます。

前回の日記にありますレクチャーコンサートですが、オッフェンバック・ナイトだと思っていたのは私たちだけで、行ってみたら「ベルリオーズとオッフェンバック」でした(爆笑)!

こういうことってあるのねー、まぁいいか、といった感じで長い間歓談していたら、ピアニストの江澤さんが「君達、本番ぶっつけでやるつもり?!」と合わせのお誘いに来てくださいました(笑)。ちなみにこちらの江澤さんは、10月1日の相可佐代子リサイタルでのピアニストでもあります!

コンサートは始まり、オッフェンバックの部に入るや否や、レクチャーをなさる先生の私へのむちゃぶりに一瞬動揺を隠せませんでしたが(笑)、私の知っている限りのオッフェンバック情報と、その作品の内容と面白さのポイントを、絞りに絞り出しだし、なんとか終了!瞬間的に知恵熱でるわ、ホント!

そんなこんなでその日も愉快にコンサートを終えたクルト・パイユなのでしたー。

コンサート終了後はクルトパが集まったことで宴会をし、翌日もまたさーちゃんが東京にいるうちに、お世話になっている方々へのご挨拶も兼ねて宴会。さーちゃんのお酒の強さを初めて知った私なのでした。かっこえー、さーちゃん。

私は場違いにクリームソーダーを飲み、その場の皆様をドン引きさせました。
オッフェンバック・ナイトと思いきや_c0182125_122860.jpg
クリームソーダーを片手にお刺身を食べる妙。


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# by courtepaille | 2010-09-16 04:32 | クルト・パイユ